ニキビの色と重症度には関係性があるの?
ポツポツとお尻に出来てしまったニキビ。
鏡で見てみるとニキビは赤い色をしていたり、黒く見えたりと色が違って見えますよね。
こういった色調の変化はニキビの重症度を表す指標になります。
色の変化はニキビが出来る過程によって説明できます。
まず、初めに毛穴の出口が角化して詰まるとポツっと膨らんだものができます(この時点では、白ニキビ)、
そこから、詰まった皮脂が酸化するとだんだん黒ずんできます(黒ニキビ)。
詰まって溜まった皮脂を栄養に雑菌が繁殖すると炎症反応が起きて、赤いニキビとなります。
なので、赤ニキビは重症度が一番高いといえるでしょうね。
ニキビは潰していいの?
赤いニキビは目につきやすく、ついついいじってしまったりしませんか?
触るともっとひどいことになるので、ここは我慢しましょう
触りたいのをぐっと堪えて、白血球が細菌たちと戦ってくれるのを待ちます。
しばらくすると赤いニキビの中心に白っぽいものができてきます。
これが、白血球が細菌と戦った証拠です。
膿(うみ)が出来てくれば、戦いも終盤戦といったところでしょうか。
ここまで来たら、膿の排出経路を作ってあげることで、ちょっとだけ早く治るようです。
ニキビで皮膚科に罹った時に、赤いニキビを器具で押してもらい、片っ端から膿ごと出してもらったことはないですか?
これは圧出療法というそうです。
おうちでも清潔な器具と環境があれば、似たようなことはできます。
ですが、セルフでやろうとすると失敗しやすいです。ワタシの経験上、成功率は1割くらいです(笑)
ついつい爪の先で押してしまったり、そうするとむしろ逆効果になって、炎症がもっと広がってしまったり…最悪の場合は、ニキビ跡になって残ってしまいます。
難しいのであまりオススメはしないですよね。
おうちで赤ニキビを治すには?
セルフケアで治したい時には、
赤ニキビは炎症が起きて赤くなっているので、炎症を鎮める成分を配合している塗り薬を選ぶといいですね。
イブプロフェンピコノールやアラントイン、グリチルリチン酸二カリウムが含まれている塗り薬がドラッグストアで購入できると思います。
ですが、治るまでに時間が掛かったり、ひどいニキビが出来てしまった場合は、無理せず皮膚科に罹るようにしましょうね。