黒ニキビはどうしてできるの?
毛穴に角質や脂質が詰まって、毛穴の出口が固まった状態が白ニキビですが、毛穴が開いて、中に詰まっていた角質や脂質が空気に触れることで酸化して、黒く変色したものを黒ニキビといいます。
黒ニキビって、赤ニキビほどではないけど、目立ちますよね。
黒ニキビが気になってしまい、指や爪で押して、黒い芯を押し出そうとしても、大半の人が失敗してしまいます。
毛穴を傷つけてしまったり、爪から雑菌が入ってしまい、炎症を引き起こして、治るどころかむしろ赤ニキビに進行させてしまう可能性がありますから、黒ニキビが出来ても、触らずにぐっと我慢ですね。
仮に黒い芯がうまく取れたとしても(黒い芯がにゅるっと取れた瞬間はスッキリして気持ちいいのですが)、取った後は、肌にぽっかりとクレーターのような穴が開いてしまいます。結局、またそこに角質や汚れが溜まっていってしまうので、ケアとしてはあまり意味がないですよね。
赤ニキビになっていない、炎症をまだ起こしていない黒ニキビであれば、セルフケアできるので、悪化させないようにきちんとケアして治していきましょう。
ケアで気を付けることは?
洗浄方法
黒ニキビが出来てしまったお尻を洗う時は、詰まった皮脂を取り除こうとボディタオルなどでゴシゴシ擦って、刺激を与えすぎないようにしましょう。
泡でお尻を包み込むように優しく洗うことが大切です。
使うボディソープの洗浄力が高すぎると必要な分の皮脂まで落としてしまいます。
そうすると肌はもっと皮脂を出さないといけないと思い、むしろ肌が脂ぎってしまいます。
保湿
お尻をキレイに洗った後は、保湿クリームなどで肌を整えることが大切です。
乾燥すると肌のバリア機能が低下してしまうので、保湿して、ニキビが出来にくい健康な肌を作るのが重要です。
下着
お尻は常に下着と触れていて、下着との間に摩擦を生じています。
擦れることでお尻に刺激を与えてしまいます。部位的に雑菌が繁殖しやすいので、ニキビが生じやすい環境と言えます。
また、下着の形によっては、ぴったりとしているので、蒸れやすかったりします。
なるべく摩擦が生じないようにぴちぴちな下着は避けたり、汗を吸収しやすい綿素材を選ぶと良いかと思います。
その他に、バランスの良い食生活を送ること。
脂質の代謝を促し、肌の調子を整えるビタミンB群、ビタミンC、ミネラル群を積極的に摂取すること。
ストレスを溜めないことや十分な睡眠をとることがニキビを出来にくくするために大切なことだと思います。